第28回フェブラリーステークス
フェブラリーステークスは中央競馬で開催されるGⅠの中でも、
ジャパンカップダートと並び、年に2回開催される中央競馬ダートGⅠの1つであり、
年明け最初に開催されるGⅠレースでもあるのが特徴です。
また秋のダート王決定戦の位置付けでもある、
ジャパンカップダートに対しこちらは春のダート王決定戦の位置付けともいえるレースです。
従来中央競馬ではダート路線は裏街道として、長く不遇の時代が続きますが、
アメリカやドバイなどの競馬先進国では、ダートレースが主体となっており、
近年アメリカ系種牡馬の導入で、ダート界そのもののスピードの向上と、
馬の芝より優れたダート適正が注目を集めるようになり、その期待に応える形で創設された初の中央競馬ダートGⅠが、このフェブラリーステークスです。
創設初期こそ芝の実績馬が、実力で押し切るという結果もありましたが、
現在地方交流GⅠの充実など、ダート路線が中央だけでなく地方も視野に入れる事で、
ダート有力馬の活躍場所が増えたため、結果ダート界のレベル向上に繋がり、
よりダート適正の高いスピードのあるダート馬が、勝つ傾向にあるのが近年のフェブラリーステークスの大きな特徴です。
特にここ5年の勝ち馬というのは、地方中央を問わずに活躍した馬達であり、
地方交流GⅠ勝利を足掛かりに着々とダート実績を重ね、最強ダート馬への道を歩んだ馬達が勝利しています。
従来のように芝の実績だけで押し切るという形は、最早日本ダート界では通用しなくなっているのです。